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子供がかかりやすい病気

■おたふくかぜ

おたふくかぜとは、耳(耳たぶ)のすぐ下にある耳下腺が腫れて、痛くなる病気です。
正式には流行性耳下腺炎と言います。
両側が腫れることが多いですが、片側だけのこともあります。
最初の数日は、熱と痛みがあります。
また、1週間から10日間ほど腫れます。
 

■水ぼうそう

水ぼうそう 水ぼうそうとは、水痘ウィルス・帯状疱疹ウイルスによって発症します。
発熱と全身の水疱(内部に水を持った発疹)ができる感染症です。
感染力は強く、接触すれば90%は発症します。
免疫力が低下した時に活性化し、帯状疱疹を起こすことがあります。




 

■りんご病

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19の感染によって発症し、ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病と呼ばれています。
主に、空気感染でうつり、感染力はそれほど強くありません。
太ももや腕にも、赤い斑点やまだら模様ができます。
 

■ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナ 乳幼児のあいだで流行する夏かぜの一種で、38~40℃の熱が2~3日続きます。
のどの奥に小さな水ぶくれができて痛いので、食べられなくなります。
ひどい時は水分も飲めなくなり、脱水症状になることがあります。




 

■プール熱

プール熱 プール熱とは、正式名で「咽頭結膜熱」と言います。
アデノウイルスという微生物が、接触感染によって人の体に寄生し、高熱が出て、頭痛、のどの痛み、鼻水が出るなど一般的な風邪の症状のほか、扁桃腺が腫れることもあります。プールの水を介して伝染することが多いので、プール熱と言われています。




 

■百日ぜき

百日ぜきとは、伝染力の強い百日ぜき菌により感染する病気です。
三種混合(DPT)の予防接種を受けていない子がかかりやすいです。
最初は熱は出ず、普通のかぜとかわりませんが、次第に咳が多くなり、そのうち激しく咳き込むようになります。
 

■熱性けいれん

熱性けいれんとは、発熱によって起こるけいれん発作のことです。
生後3ヶ月から6歳くらいまでの乳幼児によくみられる症状です。
乳幼児の脳は未熟なため、発熱の際に脳神経細胞が興奮することで、けいれんやひきつけを起しやすくなります。
まれに脳に異常があり起こるケースもありますが、ほとんどはそのような心配はないようです。
 

予防接種

予防接種

予防接種は、感染症の予防のために健康な人に対しておこなわれるものです。
個人の発症の予防だけでなく、周囲への拡大防止も目的とし、天然痘のように疾患の根絶に成功した例もあります。
各種の副反応(健康被害)を心配して接種をためらうこともありますが、ワクチンは改良を積み重ね、副反応の少ないものになってきています。
子供たちの健康維持のために決められたワクチンを接種するのは我々大人の責務です。

予防接種Q&A

Q.病気にかかってからどれぐらい期間を開ければよいでしょうか?

A.予防接種を受けられる1ヶ月前以内に入院されていたり、麻疹、肺炎といった重たい疾患にかかっていたりした場合は、4週間以上の間隔を開けるのがよいでしょう。
また、風邪の場合は一概にはいえませんが、38度を超える発熱があったら、その後2週間以上開けたほうがよいでしょう。
予防接種を希望される場合は一度、医師にご相談されることおすすめします。


Q.アレルギー体質の場合はどうすればよいでしょうか?

A.最近のワクチンは抗原となる物質を除去して製造されてきており、比較的安全になってきています。
しかし現在のところ麻疹とインフルエンザワクチンについては、卵アレルギーのお子様には接種できない場合があります。
アトピー性皮膚炎等で卵の摂取を医師から止められている場合は、ご相談ください。


Q.任意のワクチンは受けたほうがよいのでしょうか?

A.流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、水痘、インフルエンザのワクチンは自費で受けるようになっています。
流行性耳下腺炎では、自然感染に際し髄膜炎を併発したり、年長男子が罹患すると睾丸が腫れたりすることがありますので、こうした任意のワクチンも接種しておくことをおすすめします。特にインフルエンザは、最近ワクチンを軽視する傾向があるようですが、基本はやはりワクチンによる予防です。
毎年冬になるとインフルエンザ感染で脳炎を起こしたり亡くなったりする子どもたちのことがマスコミなどで話題になりますが、ワクチン接種した子どもにはそういうケースはないといわれています。
いつ、どんな病気(ウイルス)に感染するかは分かりません。
ワクチンを接種し、備えることが今のところ最良の予防策といえます。

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