某所のカウンセリング検討会で「社会構成の」一場面を見ました。ここの所長の先生はシステムズ・アプローチといわれる視点を得意とされ、いわゆる家族療法で高名な方です。ビデオで呈示された症例は数名の家族の方でした。 人間関係とはお互いの関係性によって動いているひとつの生き物/システムであるという感覚(「3つ首のキングギドラ」という表現や、「母親の口を娘がしている」といった表現がなされました)は、たいへん効果的な見方だと思いますし、一人でも何人かの役割やペルソナの集合体と捉えるなら、個人面談も同じ視点でアプローチできそうです(エンプティ・チェアなどの方法などもそう?)。検討では、「戦略」「介入」「使えるかどうか」といった言葉が飛び交い、ただ聴くだけの傾聴を心がけている僕にはなじめない感覚もそれまであったのですが、 実際を見て、カウンセリングでは好むとと好まざるにかかわらず介入せざるを得ないのだからすべてに責任をもて、という職人肌の立場はすごいと思いました。
| 2004/01/08 | |